福岡で行われているWTTファイナルズの女子シングルス1回戦でティバーのアドバイザリースタッフのスッチ（ルーマニア）がパリ五輪メダリストの早田ひな（日本）を3−1で破り、準々決勝に進んだ。

出足から前陣での両ハンドで早田の両サイドを狙うスッチ。途中からは本調子ではないバックを攻め、快勝した。試合後も笑顔を見せ、メディアに応えるスッチは輝いていた。

●女子シングルス1回戦
スッチ（ルーマニア）　10、7、−6、6　早田ひな（日本

スッチのコメント
「今まで6回やって一度も勝ってない相手に勝ててとてもハッピーだし、誇りに思えるし、満足できる試合弟子た。前回、早田とやった時もリードしていて負けた。だからある程度できるという自信はあった。
　今回、1ゲーム目を奪うことができて自信がさらに持てた感じだった。世界の中でも本当に強い選手、オリンピックメダリストに勝ったことが自信になったし、こんなにうれしいことはない。次も日本選手で、日本の大会で日本選手とやるのはタフなことだけど、私にも日本にはファンがいるからがんばります」

【スッチ使用用具】
〈ラケット〉スッチ シグネチャー

〈フォア面ラバー〉ハイブリッドK3

〈バック面ラバー〉クァンタムX プロ